生まれた時からどんぶり飯

一周回って一汁一菜とかでももういいやみたいな気持ち。もっと言えば、握り飯と味噌汁だけでも。汁物に野菜とかキノコとか豆腐入れればもうよくないか?という。並列処理でこなさなきゃならんことが増えてしまったので、長時間脳を動かせるようにせねばならない。で、結局朝に白米1合・味噌汁・漬物・岩ノリ・山芋すりおろし+味噌汁をかっ食らって、昼は胃に血を回したくないからそれほど食べず、夜にキャベツや大根といった食物繊維を中心にタンパク質も摂る、という形になってきた。塩分気を付けないと腎臓にきそう。。。あと血圧。


前職で上司に連れられて学生と一緒に健康未来Expo2019に参加した際(共同研究者が出展側にいた)、戦前までの日本人の食事に関する歴史がモックつきで解説されていた。戦前まで、茶碗ではなくどんぶりで1合の米を日本人は食べていたという。もっとも、昔は白米オンリーではなかったけれども。宮崎駿の映画、風立ちぬ、で主人公たちが定食屋でどんぶりで白米を食べるシーンがあったが、戦前はあの量で3食を食べていたとか。戦前の朝食では、味噌汁と漬物の塩っけで米を1合だか1.5合を食べるのが平均的という。自分の朝食をみて、時代に逆行していると思った。

昔は一食一合以上。鎌倉時代は武士の殺伐ワールドなので1.5合という。。。


外食に頼ると脂質が多すぎるメニューばかりで困る。結局自炊して、自分の機能を維持できるように調整するしかない。笠原 将弘のレシピ本、最近よく使う。味噌汁と、のっけ飯のレシピが有能。まかないみたいな自宅飯、の方はちょっとした工夫でおいしくなるレシピがあって、食べがいのある感じ。武蔵小山のいつもふらふらしていた辺りの焼き鳥屋さん、どうもそこが実家らしい。自炊でまわしていく上で一番参考になったのは寿木けいの本。どうやって毎日のご飯をまわしていくか、という指針が書いてあって参考になった。日曜日にまとめておばんざいを作り置きするためには常備菜①・②(飛田和緒 著)を参考にすることが多い。九州はいい野菜が安く手に入るので、素材をそのまま生かした炒め物・蒸し物・サラダを考えるときにはあたらしい家中華(酒徒 著)も使える。まいにち小鍋(小田 真規子 著)、は冬に色々野菜を取るときに、キャンプ用のヤエンクッカー1000と合わせて1-2人で小鍋するにはちょうどいい。塩漬け肉作る際、以前は結構適当にソミュール液を作っていたが、最近ようやくシャルキュトリーの書籍を手に入れた。

レシピ本。


京都のおばんざい屋とか、京都出身のマスターogwさんが作るつまみがおいしかったので、そっち方面のレシピが欲しいと思う今日この頃。引っ越す前に、ogwさんからはちょこちょこ作り方を聞いていたので、少しずつ真似をしているのが、どうしてもあっさりの味にならない。これはもう育ちというか味覚というか、なんなのか。