寿司!寿司!

朝4時起床。寿司のためにここ最近一番の必死さで起床。セルフガソリンスタンドで合流して唐戸市場へ向かった。入口からしてフグ。市場の真ん前に神社があったが、ふく神社とあった。この辺ではどうもフグのことを濁音を付けずにフクというらしい。

フクがシンボル


Googleで検索をかけると朝8時から場内で買い食いできる、みたいな情報がでてきたけれど、7時30分前の状態ですでに多くの人がいろいろ買い食いしていた。たくさん店があり、一通り見たいなんて思ってうろうろしている内にどんどん人が増えてしまう。ちょこちょこ買っては外で食べ、また買いに行く、というのを何度か繰り返した。

どこを見ても寿司寿司寿司!


フクよりも、ウチワエビをはじめて食べたことに感動。ぷりぷりでうまい。前に島根に行ったときはお店のメニューにあるものの、網の底にたまに引っかかっているときだけ、と言われて食べれなかったが、この度初めて...

外で適当に座ってのパック寿司。フクのコロッケや唐揚げも


色々売ってはいたが、調理の仕方がよくわからなそうなものも多かった。山口なのに福岡みたいなものも売っていて、まぁ観光地。

クエ、鍋にするとうまいということだけは知っている


9時半にはおなか一杯になり、GWのメインイベントは無事終了(何)。あとはリクエストのあった瓦そばを食べて帰れば終了という具合。だが、槍見たい、という希望が出たために、エヴァの聖地まで行くことに。

赤くない。意外と立ち止まって写真を撮る人が多かった


せっかくだから駅を見たい、と希望を出したら寄ってくれた。が、最初は間違えて宇部駅に行ってしまった。エヴァの撮影場所、というか監督君の実家は宇部新川駅まわりだった。スーパーローカル駅なのに、入場券販売の自動販売機があったので、購入して駅内へ。入ったとたん呼び止められ、駅員さんが別の職員さんに「ほら、エヴァの、もってきて」と言っているのを見て何?と思ったら、入場券にエヴァ初号機のハンコを押してくれた。モギリしたり、券持ち帰りハンコの代わりがこれなのか。何もいわずともエヴァファン扱いされたが、地元民以外はエヴァの人だと思われているのだろうか...

庵野監督ドキュメンタリー番組で見た光景が広がっていた


劇場版ポスターのモデルになった線路が近くにあるらしいのでとぼとぼ歩いて該当箇所を探していると、散歩らしき近所のおばちゃんが声をかけてくれて、エヴァでしょ?場所はあそこよ?と教えてくれた。やはり、地元民以外はエヴァの人なのだろう。駅回りをぷらぷらしたけれど、こんなに何にもない地方(おい)で日本のオタク四天王ともいわれる超ド級のオタクが生まれたのかと思うと、思春期はなんだか難しそうというか壮絶なメンタルだったんじゃないかと想像してしまう。

望遠レンズで拡大すると、ポスターの画角になると思われる


壇ノ浦市場と門司港でおみやげ(つまみ)を購入して帰路へ。

自分の先祖のルーツでもあるけれど、ほんとにこんなところで源平がねぇ...
一番いい味してたのは取り壊されて駐車場にされていた元倉庫だった壁


門司港クラフトビールが飲めるホール、なかなかおしゃれだった。しかし、北九州がバナナのたたき売りの聖地だったとは知らなかった。

門司港ビールは結構おいしかった


謎の多い土産品がいくつもあった。堅パン、本当にかたい。前歯だと、歯が欠けるかもしれない。どうもバターなどを添加していないから脂質が極端に少なく、焼く前に圧延・乾燥させて水分を極力抜き、砂糖が結構な量はいっているがこれがオーブンで焼いて冷ますとカチカチになる模様。健康はアゴから、がキャッチフレーズらしいけれど、度を越してかたい。

謎のお菓子たち。鉄の入った金平糖に、硬すぎるビスケット。修羅の国か?


帰宅後はお土産のかまぼこだとか魚加工品をつまみに門司港ビール。