書籍引き取り

朝からスマホ地震緊急速報のアラーム後に震度4を体感、強風が吹く中母校へ。先生から専門書を譲ってもらい(専門書じゃないのもあったが)、郵便局から発送。ミニストップの方が北門から近いものの、佐川はコンビニ非対応でヤマトはミニストップ非対応。10年以上住んでいたこともあり、どこへ行けばいいのか知っていたので、一番近い郵便局へ。ゆうパックは25kg以下なら縦横高さの3辺合計で60から160cmまでは20cm刻みでサイズ対応し、関東から九州北部までなら値段は300円刻みで増加、160cmサイズでも3000円くらい。最大の170cmサイズだと4100円くらい。25kg以上30kg以下なら重量ゆうパック扱いで価格も上がることになるが、どれも120cmサイズで21~22kgくらいだったので問題なし。荷物を自分で持ち込むと、段ボール1個につき120円割引。ちなみに、スマホのアプリを使うと送り状を段ボール箱ごとに書く必要もなくなり、しかも送る荷物が10個以上の場合は10%割引となる。科研費基金)だから年度をまたいでも処理できるが、品名の部分に注意した。


研究員・特任助教を夫婦で繰り返し、引っ越ししまくっている人の引っ越しノウハウ記事をずいぶん前に読んだが、引っ越し業者ではなくゆうパックで荷物を送って安く済ませていた。子供がいない上にさほど荷物も多くもなければ、ゆうパックで送れない冷蔵庫と洗濯機を中古で売って、引っ越し先で安いものを買うという作戦で出費を抑えらえる。赴任旅費出ないとつらい。今回自分が異動したときには赴任費用はゼロだった。ポスドク・特任助教をやっていた期間、その後私学に移っても教員やってた年数としてカウントされない場合もあるし(自分がまさにそうで、ポスドク・特任助教期間はニート扱いとディスられたことはしばらく忘れないだろう)、搾取されている感が凄い。生活もめちゃくちゃになるし、後に響く。そりゃみんなやめていくよ、としか思えない。


工学部の3号棟から17号棟までの長い廊下や工学系総合研究棟の横あたりを何やら工事しているようだった。自分が入学した時点でかなり古かったのにいまだに改築されていないという。。。この工事は何をやってるんだろう?と思いつつ、大学公式ウェブサイトのキャンパスマップを久しぶりにみたけれど、TとかLとかいう記号と番号が振ってあるだけで地図にそれらの説明なし。卒業生だから工学部〇号棟の意味だというのは分かるけれど…、この辺のホスピタリティの悪さがいかにも母校っぽい。他大だと結構ちゃんと丁寧に書いてあるのにな。


そういえば、東大の沿革第二工学部が戦前に西千葉にできたことや、第二工学部卒業生の記事で当時の様子が知れた(ところどころ記述がちょっと変な気も?)。みどり台駅は、昔の名前は帝大工学部前駅→工学部前駅→黒砂駅だったらしい。なお、西千葉駅が設置されたのも第二工学部ができた後。放医研(現QST)のあたりは戦車学校でその隣が陸軍防空学校、轟小中あたりは兵器補給廠、作草部には陸軍歩兵学校、栄町の北当たりには陸軍病院・鉄道連隊・千葉連隊区司令部があり、工・兵の教育と輸送・病院・司令部がひとつにまとまった地域だった模様。千葉公園へ続くモノレール沿いの道に碑があって、化学科の話も書いてあった気がする。陸軍歩兵学校・兵器補給廠の間を走っていたらしき軍用軽便鉄道は、習志野練兵場まで続いていたとか。