恥知らず

M1の話を聞いて思ったことがある。個人的な感想なので別にどうでもいいと言えばどうでもいい(「どーでもよくねーわよ」by N)。

自分自身を成長させたい、誰それに自分の力を認めさせたい、という目的から物事に取り組んでいる人間はなんだかんだで誠実だと思う。どの程度成長するかはやってみないとわからないし、他者が認めるとも限らない。それでも、挑戦しようという意思は尊重すべきだ。必要なものことに取り組んでいるならば十分だと思う(失敗もあるだろうけど)。

一方で、そんな成長しようと一生懸命になっている人間を批判する輩がいる。曰く、神経質すぎる・1回くらいミスしたっていいじゃん・空気がわるい、とのこと。どんな意見を持とうとそれは自由なので結構だが、これは恥知らずな発言だと思う。

批判した側のレベルが高すぎれば、それもやむなしとも思う。なぜなら、そもそもそこまで真剣にならなくとも、あるレベルまで様々な物事こなせてしまう人間も世の中にはいるから。そんな連中からしたら、バカ真面目にやっている人間はアホにみえるかもしれない。

だが、批判している側がお粗末なレベルであった場合はこれに該当しない。1回くらいミスしてもよい、理由があれば失敗しても許されるべき、というその態度がまず甘ったれている。真剣さにかけるし、無責任だ。それが世の中で通用すると思っている時点でふざけている。がんばった、という主張はただの意見である。意見とは別に, 目的を達成するための対価を支払ったかどうか、という事実が存在する。

どんなに本人が真剣に取り組んでも、不運や不備に加えて人間としての限界もある。そんなこたーやっている側だってわかっている。だからこそ、バカみたいに真剣になるのである。そんな中、目的に向かって誠実に取り組んでいる人間を、なぜ無責任なスタンスで批判することができるのか理解し難い。

僕から見ると、がんばって結果を出そうとしている人間を、がんばっていない人間が批判しているように見える。理不尽には耐えねばならぬが、許してはならん、とどっかのばっちゃが言ってた

だから、彼が怒るのも当然だろうな・・・。でもまぁ、邪魔してこない限り、そんな批判は相手にしなければよい。