一昨日の記事の続き。VNCではなく、FreeNXを使ってトンネル越しに外部から接続したい。
まずはホストに(CentOS 6.4)にFreenxをインストール。
# yum install freenx
/etc/nxserver/node.confに以下の記述を追加。
ENABLE_PASSDB_AUTHENTICATION="1"
追加後に、以下のコマンドでアカウントを作成し、パスを設定。
# nxserver --adduser username # nxserver --passwd username
Ubuntu/Linux Mint にインストールする場合は、
https://help.ubuntu.com/community/FreeNX
の"Installing the FreeNX server on older Ubuntu Versions"を参考に。
次に、リモート(Ubuntu 12.04)にクライアントをインストール。
http://www.nomachine.com/download.php からディストリビューションにあったパッケージを選択。Windows/Linux/Macと選択肢はいろいろある。どのプロットフォームでも基本的には設定は同じはず。以下、設定。
ダウンロードしたパッケージをインストールし、ウィザードにしたがって初期セットアップを行う。セッション名は適当につけておけばいい。複数のリモートデスクトップを利用する場合は接続するサーバ名にでもしておけばよい。ポートホワーディングして使うので、ホストは127.0.0.1にしておく。ポートはポートホワーディングするクライアント側のポートでおk。ホスト側の22番ポートをクライアントの5901番ポートにフォワーディングするなら、5901に。NXclientのGeneralタブで、keyを選択。ホストの秘密鍵 /etc/nxserver/client.id_dsa.key をペースト。 適宜、画面サイズ等を設定。
リモートのFreeNXの起動/停止は以下のコマンド
# /etc/init.d/freenx-server start # /etc/init.d/freenx-server stop
コマンドラインからNxclientを起動する場合は以下。
$ /usr/NX/bin/nxclient
コマンドラインからNXclientを終了する場合は以下。
$ ps -A | grep nx hogehoge nxssh $kill hogehoge
hogehoge はプロセスID。
で、チェコから接続してみたものの、遅い。あれぇ? 圧縮かけてトンネル掘った場合のVNCと変わらないもっさり感。なにおう・・・?
チェコ共和国と東京間の距離は直線で9,059km。これは・・・