三十路幻魔拳

前日の同窓会から深夜帰宅。寝不足のまま、早朝から友人の挙式に向けて出発。あ、袱紗ない、と大学最寄り駅にて気付いた。仕方なくSEIYUで購入。実家に頼めばそれなりに良さげなのが手に入ったはずだが、まあいいや、Kmjだし!と思って諦めた。

一人で挙式会場に行くのがなんかやだったので、友人のXkmrにコンタクト。大阪から挙式のためだけに戻ってきた彼は朝から日比谷周辺をふらふらしていた模様。前日は高田馬場でwsdの同級生と飲んでいたらしく、なんかぐったりしている。帝国ホテルのロビーを待ち合わせ場所に指定してきた彼だが、めっちゃ似合わない。浮いていたからすぐに見つかった。

挙式会場は公園内にあるこじんまりした建物だった(でもオサレ。会場では、ウェーイな感じのチャラい人や近距離パワー型腐女子にしか見えない新婦の友人が目立っていた。ご祝儀を搾取されて懐が軽くなったところで、高校の同級生2人を発見。なんだ、お前らかよ、というお互いのやり取り。もっと仲いい奴いたろう、なんで俺らなん?なんて話しをしたが、あいつの仲良かった奴、ほら、社会になじめない感じの奴らばっかりだっから、消えたんじゃね、という話に。もうこういう会話をする時点で、僕らは挙式に呼ばれちゃダメなんじゃないかと思った。

晴天の中、屋外で人前結婚式。右手側が新婦友人席、左手側が新郎友人席と案内されるもすぐに新郎友人席がパンク。ヘイKmj, バランスって知ってる? 係の人に渡された花びらと鳥の羽っぽい固まりを投げつけまくって式は終了。記念撮影の後、Kmjの母上に「ごはんいっぱいたべっててね!」と力強く言われる。高校の友人一同の席が、新郎の真横過ぎて面白かった。仲良かった他の連中どうしたん?と聞いてしまう我々。回答は予想通り「あいつら電話もメールもつながらねぇ・・・。連絡とれて、都合のついたのがお前ら」とのこと。アルコールが入った飲料が一切ダメなYsmr、デザートのジュレにワインが少し入っていただけでグロッキーに。Xkhkの革靴の底が剥がれた(謎。

挙式は15:00には終わったが、2次会が18:00~というスケジュール。準備もあるからそんなもんかなとも思うが、時間を持て余したらので友人達と本屋をぷらぷら。2次会で、彼の職場関係者や大学の関係者と少しだけ会話。何人かから名刺を頂いた。話を聞く限り、大学デビューに成功(笑)した彼は、高校の石の裏のダンゴムシのような我々の青春を闇に葬って、明るい未来を手に入れたようだ。

3次会と称して高校の同級生だけで少し飲んでNschbに戻った。戻ったら戻ったで、バイト先の送別会に。社長から払ってもらってなかった給料を回収した(一年前の)。

帰宅したところで片付いていないアレやコレやに絶望。結婚どころか、博士号も危うい。