サーバ管理

サーバ引き継ぎのための学生の育成、これにことごとく失敗している。成功例である現M2の学生は企業の研究所にバッチリ就職がきまったため、この春に卒業してしまう。このままだとマニュアルを作った上で、サーバ室を縮小することになる。あるいは、卒業時にサーバ室を解体することに。解体は最後の手段だが、考えておかないとダメだろう。管理できる人がいなくなって、大学のネットワーク全体に迷惑をかけることになったり(踏み台にされたり・・・)したら大変だ。計算センターの職員にも引き継ぎの件で釘をさされている。

無理矢理教え込むのは不可能なので、やる気のある学生あるいは元からスキルのある学生がいなかったら、やっぱ解体の方向にするしかないよね。研究室webサイトがあって、研究室内wikiでライセンスの管理や学生演習の資料管理ができて、おまけに実験のためにリモート操作でMatlab使えるようにしてあるのは便利だけれども、それを享受するだけってのはちょっとなぁ。自分で使う道具は自分で管理しないと恥ずかしい気がする。

とはいえ、博士課程の学生かポスドク、少なくとも助教か技官がいないと厳しい状況の気がする。 スキルある学生が配属されるのはもはや特別な場合過ぎるのだろうか。xym先生がサーバ管理している様子をtwitterで見かけたが、普通は学生にやらせていないよなぁ・・・。うちの大学の他の研究室の様子を探った結果、いろいろな問題を発見し、参考にならない事が分かったわけだが、他大ではどうしているのだろうか。

僕の場合は、学生の負担と考えるのではなく、いい経験ができるチャンスだと解釈して半ば嫌々ながらやったわけだが・・・。ともあれ、来週はMATLABサーバのHDを新しいものに交換し、BIOSのファームウェをアップデートし、CentOSバージョンも上げて、最新のMATLABとMATABコンパイラをインストールする。