CentOS 5.5 Matlab2010b・インストール

Matlabのインストールは基本オンライン自動インストールを利用する(僕は).なぜなら,購入時に送られてきたインストールディスクよりも新しいバージョンがインストールできるから.

オンラインの自動インストールを利用するにあたり,SUN製のJREをインストールする必要がある.というのも、インストーラjavaで作られており,CentOSに標準で入っているJavaはOpenJDK 6である.最近ではSUN製の性能に肉薄している,十分という話を聞くものの、ここ一年程Ubuntu(OpenJDK)を使っていたときのグラフィックの不思議な挙動を考えるとOpenJDKは信用できず、Mathworksの推奨するSUN製を使った方がよい気がする.SUN製のJREのインストールについては以前にこのブログに載せてあるため,ここでは割愛する.

MathworksのHPへ自分のアカウントでログイン、Manage Licenceからインストールするライセンスを選択。自動インストーラーのダウンロードをする。このとき、FireFox上からJavaWebStartを使ってインストールを行ってはいけない。なぜなら、/usr/local/にディレクトリを作ってインストールする際、一般ユーザでは権限ないためにインストールディレクトリが作れない.そのため、インストールが行えない。なので、自動インストーラのJPNLファイルをダウンロードしたら、端末からスーパーユーザになり、次のコマンドで起動させる。

# javaws download_agent

後は英語でかかれた指示にしたがってインストールファイルをダウンロード、インストールを行い、最後にアクチベーションをする。

だが,インストール作業はまだ少しだけ続く。というのも,CentOSには,Matlabが使用するlibXp.so.6というファイルがないため、このままでは起動できないので、これをインストールする.

# yum install libXp

これで起動できるようになる。

後は起動設定ファイルを適宜変更.Matlabのバイナリファイルをコマンド"matlab"にエイリアスして終了。