ミョウガの忘れ物
お釈迦様の弟子に物忘れの達人(?)がいたらしく、その弟子の墓から生えてきたのがミョウガらしい。なもんで、ミョウガを食べると物忘れをするとかいう迷信があるんだとか。一方、ミョウガの忘れ物というのは、ミョウガを収穫したあとに残った茎を指す。ちょっと筋ばっているものの、香りはミョウガそのもの。関東・東海ではあまり見なかった気がするものの(見逃していた?)、高知県産のミョウガの茎がパックにまとめて売られているのをこの辺のスーパーで見た。ミョウガはなんだか最近高くて購入していなかったが、茎ならまとめて安く手に入るなと思って買ってみた。
ミョウガは日持ちしないので、長期保存するなら漬物にするしかないと判断。良く洗って傷んでいるところを切り落として取り除き、生姜の佃煮と同じアプローチで醤油で炊いて、佃煮にしてみた。繊維にそって細切りにするのと、繊維に直交して切るのとどちらがいいか分からないので両方やってみた。が、醤油の量を間違えた。ぶっちゃけ3倍くらい入れてた。とても塩っ辛い。塩漬け状態なので保存がきくことには間違いないだろうが、使い方が分からなくなった。お茶漬けに使えば?という意見をもらったのでそのうち試すという感じ。
名古屋の日本酒バーでxgwさんに教えてもらったミョウガの甘酢漬けも試したいが、道の駅で大量に安く買って仕込んでると聞いた。もう買いに行くのも面倒なので、ミョウガの忘れ物を甘酢漬けにしようかと思い始めた。