VMwareplayer + Ubuntu10.04LTS-JpaneaseRemixCD

Windows上のC/C++の開発環境を構築するのがすこぶる面倒.cygwinではOpenCV使えないわ,僕のcygwin上ではgcc利用でなぜかboostをインクルードしたソースのバイナリが実行できないなど,へんてこりんなことに.もうLinuxでいいよね,と思うが自宅のPCにLinux入れるのはめんどくさいので,ノートPCに仮想マシンを導入することに.

■VMwareplayer
名前とメールアドレスなどを登録した上のダウンロード後,インストールを実行.インストール後は再起動の必要あり.

■Ubuntu10.04 Japnease Remix
VMware用のファイルが8.04LTSしか公開されていなく,サポート切れのため,10.04LTSのisoをダウンロード.

Ubuntu仮想マシン
VMwareplayerを起動後,仮想マシンのインストールを選択.Ubuntuのisoファイルを選択してインストールを実行.この時点では日本語化などは一切されないが,かまわずほうっておいてVMwaretoolsをインストールする.ユーザーのフルネーム,アカウント名,パスワード,ホスト名のみを設定.

VMware toolsのインストール
これをインストールすると,ホストとのクリップボードの共有やJparease RemixCDの日本語対応などが反映される.上記の作業が終わった後に仮想マシンを実行,画面のタブから仮想マシン→VMwareToolsのインストールを実行.イメージファイルがダウンロードされると,イメージがすぐマウントされるので,その中の圧縮ファイルをどこか適当なところに展開,〜.plというファイルを管理者権限で実行.いろいろ聞かれるが,すべてEnterでO.K.。インストール後はUbuntuをシャットダウン→再起動.再起動後に,JapaneaseRemixCDの日本語環境が適応される.

■共有ディレクトリの設定
VMware toolをインストールしたので,ゲストOS(ubuntu)のデスクトップにドラッグアンドドロップでファイルのコピーが出来るわけですが,一応共有ファイルを作っておく.DropBoxとかファイルサーバでよいような気もするけれど.今回はとりあえず,ホームディレクトリの公開ディレクトリを右クリックし,プロパティから共有の設定をおこなう.今までに共有設定を行っていないので,はじめに共有ユーティリティのインストールが必要.というメッセージが出てくるので表示にしたがってインストール.Ssambaがインストールされる.あとは,プロパティのチェックボックスをONにし,ゲストOS(Ubuntu)を再起動.これで設定は終了.

■インストール後の作業

  1. 日本語セットアップヘルパの実行(Tex環境・Flash・フォント・AdobeReader)
  2. キーボードを日本語・Genericの105に設定
  3. ログイン画面のパスワード入力時にキーボード,日本語を選択
  4. 時刻と日付の設定でネット越しの自動同期を設定
  5. スクリーンセーバーと画面ロックをOFF
  6. 壁紙をオタコン壁紙に(重要
  7. Octaveのインストール(apt-get install octave3.2)
  8. OpenCV2.1のインストール
  9. fftwのインストール(fftw3-dev, fftw3-doc)
  10. boost(apt-get install libboost-dev),boost-bindings,lapack(2011-04-05を参照のこと)
  11. geomview(apt-get install geomview)
  12. povray(apt-get install povray)

追記(2011.05.12):OpenCVのインストールはパッケージマネージャから行ったほうが更新が楽かも.

追記 (2011.05.28) : OpenCVのアンインストール(手動でビルドしたとき)は make したディレクトリで sudo make uninstall らしい.